スペイン・フランス旅行6日目 バルセロナ観光

  • 朝5時に起きて、支度してシャワー浴びてタクシーに乗って0630発のAVE乗車。車内で仮眠をとり、軽く朝食をとった頃にバルセロナ・サンツ駅到着0930頃。駅のコインロッカーに荷物を預けてから、まずはサグラダ・ファミリア見学。
  • 今日は土曜日ということもあって、サグラダ・ファミリアはかなり混雑していた*1。中はまぁ、普通の工事現場。「保護帽着用」みたいなプレートもある。もっと伝統的な工事方法で作業しているのかと思ったら、普通に足場組んで溶接とかしていた。まぁ作り始めたのは20世紀初頭だから、鉄筋を組むことに不思議はないんだけど。
  • 塔に登れる、というので並んでみたら、しばらくして「This elevator is close.」とか言われた。塔へのエレベーターは2機あるので、もう一つの方に連れて行く、と言われて待つこと1時間半。状況が分からず、いい加減切れそうになった頃にエレベーター乗機。上がってから思い出した、俺高所恐怖症。
  • 俺の頭の中のイメージだと、サグラダ・ファミリアは設計図とかあんまりしっかりしていなくて、どこまでも拡張を続けていく感じだった。だから完成まで100年も、200年もかかるって言われているんだと思ってた。ところが、完成まで時間がかかるというのは資金不足が原因で、しかも最近は入場者が増えているので、この分だと来年には内装が、2030年までには外を含め全部完成するんだそうな。ちょっと驚いた。
  • その後「拡張地区」と呼ばれるあたりを散策しながら建築物鑑賞。ガイドブックに載ってるような建築物に普通に住民が住んでいて、終いには薬局の看板まである。
  • Diagonal駅まで歩いたところで道に迷う。俺はよく道に迷うけど、今回は半端ない迷い方だった。地下鉄5号線に乗ろうと思ったら、どの階段にも「3号線にしか行けない」と書いてある*2。で、5号線の乗り場を探して30分、ようやく見つけた頃にはグッタリ。サンツ駅の荷物を回収してホテルをチェックインしたところで力尽き*3、2時間ほど寝ていた。期せずしてシエスタをとった事になる*4
  • 5時頃、なんとか起き出してグエル公園へ向かう。丘の上にあるので坂を登らなくちゃいけないんだけど、ほとんどてっぺんに来たところでエスカレーター*5の存在に気付いた。嗚呼…
  • 公園は公園以外の何者でもなかった。確かに何かあるという感じではなく、ただの公園。ただ、展望台とかベンチとかが、タイルをモザイク状に配置してあってガウディっぽい。ガウディはここに住宅を作って分譲しようと思ってたらしいんだけど、正直こんな家には住みたくないな、と思ってしまった。なんかうねっていて気持ち悪い(笑) まぁ俺に芸術センスがないだけなんだろうけど。
  • バルセロナを一望できる展望台で、改めて気付く。バルセロナは港町だった。すっかり忘れていた…
  • その後、南下して適当にbalを探して食事。朝はボカディージョだけで、昼を食べ損ねているので猛烈に腹が減っており、食べる食べる。で、お酒飲んだら気分がよくなり、夜のサグラダ・ファミリアを見に行く。ライトアップされたサグラダ・ファミリアは綺麗だった。
  • ホテルに戻り、気付くと二日酔いで頭が痛い自分がいる。ちょっと飲み過ぎた… 今日はこれからバルセロナ南側、ゴシック地区と呼ばれる場所を見てから、2105フランサ駅発の夜行でフランス・オルレアンに向かいます。オルレアンって何があるんだろう?

*1:日本人も個人・団体含めて他のスペインの都市よりかなり多かった。土曜日なのでサッカーでも見に来たんだろうか。サグラダ・ファミリアで数人の日本人から声をかけられた。

*2:工事中だった。9号線を建設中らしく、トンネルのシールドマシーンの写真とかが看板になってて、なんか日本と同じだなぁと思った。きっとスペインにも工事現場マニアとかがいるんだろう。結果論から言うと、3号線でも遠回りだけどサンツ駅に行けるので、この時間は全くの無駄だった。

*3:ホテルの場所も迷った。ちなみにここはホテルだと思ってたんだけど、どうやら違うらしい。部屋にベッドが6つもあり、請求金額(普通の金額だった)に若干恐ろしさを感じる。

*4:でもバルセロナではシエスタの習慣はほとんど消滅しているらしい。

*5:江ノ島エスカーみたいなやつ。