スペイン・フランス旅行3日目 トレド観光

  • 朝、0750マドリッド・アトーチャ駅発のトレド行き特急Avantに乗ろうと0740に窓口に行ったところ、なぜか「ノー」と言われる。「Why?」と聞いても謎のスペイン語が帰ってくるだけ*1。次の電車を聞くと、0920までないらしい。仕方ないのでそれを予約。
  • しばらく暇になったので、駅で朝食。ボカディージョ(サンドイッチ)とオレンジジュースを頼んだら、全自動卵割り機みたいな機械で生搾りオレンジジュースを作るところを目撃。このオレンジジュース、おいしいけどかなり酸っぱいので、フランスパンと一緒に飲むと口の中がしみる。
  • Avantは要するにAVE*2の短距離版らしい。びっくりしたのは、旅客の手荷物すべてをX線検査している点。ETA*3とかあるからなんだろうけど、これで定時運行できてるのはすごいなぁ、と思った。
  • 到着したところ、目玉のアルカサルは工事中のため見学不可orz。カテドラルを見学し*4、適当にそぞろ歩き。
  • トレドの印象は「THE・スペイン」。炎天下+石造りの家+赤茶けた城壁+スペイン語。周囲は見渡す限りの荒涼とした台地。この光景を見られただけで来た甲斐があった。
  • 「サンタリア修道女特製 トレド名産手作りマジパン 販売中」という日本語の看板を発見。ちょっと受ける。
  • 名物料理らしいウズラの煮込み「Perdiz a la Toledana」を食べていたら遅くなってしまい、次のマドリッド行き電車まで2時間ほど空いたために城壁の外を歩いていたところ、軍事施設の写真を撮ってしまい猛烈に怒られる。幸いにして当該写真の削除だけで許してもらえたけど、一時はどうなることかと思った。
  • マドリッドに戻りソフィア王妃芸術センターへ。スタッフに「2階への階段はどこだ?」と聞くと、2人とも聞いてもいないのに、ゲルニカはあそこだ、ダリはどこどこだと教えてくれた。おそらく何百回も同じ質問を受け続けているんだろう。
  • 夕食を食べようと、ホテル近くの生ハムが有名だというBar(居酒屋的な場所)に行って飲んでいたら、両脇をカップルに囲まれた。しかも片っぽは日本人*5。何という拷問…

*1:まぁ彼・彼女らにとっては全く謎ではなく、むしろこの東洋人こそが謎な存在なんだろうが。断られた理由はたぶん、時間がないか、満席だったかのどちらかだと思う。

*2:スペイン国鉄renfe・adifの誇る高速鉄道。最高時速270km/hなので東北新幹線と同じ。

*3:バスク地方の分離独立を目指す武装民族組織。正式名「バスク祖国と自由」。テロ大好き。

*4:ここのカテドラルはスペイン・カトリックの首座大司教座聖堂なんだと。「地球の歩き方」によると『総本山』(笑)

*5:ガイドブックに載ってる有名な店だったからなぁ