ガソリンの貯蔵

いわゆるガソリン税暫定税率は、どうやら一旦期限切れで廃止になる模様。
この話、租税特措法とかいろんな法律が絡んでるけど、超簡単に端折れば「ガソリンが4月からかなり安くなる」ということ。
ところが、どうも再議決によって5月以降はまた元に戻る公算が大きいらしい。

そこで、安い間にガソリンを買って貯蔵しておけないかな、と考えた。

ガソリンは消防法2条7号および別表第一に定める危険物第四類・第一石油類なので、指定数量は200L。つまり、200L以上貯蔵するには消防署長への届け出が必要。それに加え、きちんと法令に適合した貯蔵施設や保安距離(そもそも一般住居から10m離さなきゃいけないので家に保管しておけないww)が必要だし、危険物保安監督者は危険物取扱者の有資格者から選出しなければいけないので、無資格者である俺は結局、200L未満しか貯蔵できない。
さらに、ガソリンは引火性が高くて危険なので、22L以下の専用容器に入れなければ「専ら乗用の用に供する車両による運搬」が出来ない(68条の4)。
で、このいわゆる「ガソリン携行缶」が大体20L入りで4000円くらい。200L入れるには10個で40000円。
暫定税率廃止で1Lあたり25円くらい安くなるので、200Lだと5000円。

…全然元が取れないorz