六日町に行ってきた

帰国の翌日〜21まで、東工大横国大・新潟大合同の交流ディスカッションに出席してきた。去年は不参加だったので2年ぶり。今年は新潟の六日町が会場だった。
ディスカッションは毎年の通り、よく呑みよく喋り、色々な背景を持つ人の考えを聞く事ができて、とても有意義。学生だった間はこういうイベントが好きで出席する機会も多かったけど、これから社会人になるとこんな機会も少なくなるのかな、と思うと少し残念。
終了後は、参加者の方と「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」を鑑賞。イベント自体は9/13に終了しており、次のイベント「大地の芸術祭 秋」が10/3からという端境期だったので、展示物のうちいくつかは撤去されていたけど、「大地の芸術祭」のイメージは何となく掴めた気がする。

この芸術祭は、田んぼや山の中に突如として謎の現代美術が現れる、という割とシュールなイベントで*1、越後妻有地域760km^2の広大な土地*2に370点ものアートが点在している。既に始まってから10年もたつらしい。全部はとても回りきれず、しかもイベント期間終了に伴い地図配布も終了していたために、見られたのは10数カ所程度。

個人的に一番見たかった「棚田」は、テキストが撤去されていたようだった。残念。

棚田がいっぱいある事からも分かるように、このあたりは地すべり地帯らしく、そこらじゅうが地すべり地形だった。雪崩防止工だと思ったら地すべり防止工だったり。ひとしきり見た後、秋山郷で温泉入って帰ってきました。

*1:尤も、芸術を解さない自分にとって現代美術は大体がシュールだ。

*2:十日町・松代・津南など。ちなみに東京ドーム16255個分、ヴェルサイユ宮殿73個分。