歩く大会と履修偽装

週末の土曜日、高校の頃の同級生5人で秋の山北を歩いてきた。

俺のいた高校では、毎年この時期に山北駅から秦野の上智短大まで約31キロ、高低差400メートルの強歩大会、「歩く大会」があった。
で、卒業後既に6年ほど経っている我々の体力再確認の意味も込めて、当時のコースを歩いてみよう、ということになった。
現役の時は、全長約31キロのこのコースを中学は7時間以内、高校は6時間半以内で歩く、というルールだった。途中2カ所でチェックポイントがあり、そこを規定時間内に通過しない、若しくは最後尾の先生に追い抜かされるとNG、という仕組み。
大体11月の連休の前の日に歩くので、これを歩ききったら休みー、という開放感のあるイベントだった。終わった後でカラオケとか箱根の温泉とか行ったなぁ。

今回、山北駅を0942に出発した我々は、まぁ7時間は超えちゃうだろうけど8時間以内で到着できるだろう、という楽観的予測をたてていたが、結果はゴールの上智短大到着が1822、なんと8時間40分もかかるという、とんでもない結果になってしまった。
その上、終わって小田原で温泉に入った直後、右足に激痛が。どうやら軽い肉離れとかそんな感じのものらしい。これが6年分の長さか…
あ、でも筋肉痛自体はそんなでもなかったのはちょっと救い。
あーGPSロガーあったら面白かったかも。やっぱり買おうかな。



次の話題、履修偽装について。
最近、高校の科目履修偽装問題が世間を賑わしている。
で、気になって俺の出身高校、栄光学園の当時の時間割を調べてみたら…

必 修 単 位 が 足 り て な か っ た !

平成元年告示、平成6年度実施の旧学習指導要領によれば、全日制普通科高校では
国語・世界史・日本史or地理・現社or(倫理and政経)・数学・(総合理科or物理or化学or生物or地学)のうち2・保健・体育・音楽or美術or工芸or書道・家庭一般or生活技術or生活一般
のそれぞれ各科目が必修となっていたんだけど、手元にあった当時の時間割から計算すると、理科1単位(物理)、体育2単位、保健2単位、美術1単位、家庭3単位がそれぞれ不足していた。意外なことに、話題の世界史は3単位取っているので指導要領的にはセーフ。
細かいことを言うと、指導要領上1単位時間は50分のはずなんだけど、冬時間で45分授業になっている時期があるのはグレーな気がする。あと、各科目内の1・2などの区別は当時の教科書とかを確認しなきゃ分かりそうもないので無視してます。とりあえず科目時間数だけでもこの有様、ということで。
ということで、どう見ても中卒です。本当にあ(ry

今のところ神奈川県内では履修偽装の高校はないことになっている(というか全体的に関東の私立高校が少なすぎる)んだけど、これはかなり疑わしい。むしろ限りなく黒に近いと思う。
今回調べた俺のカリキュラムは平成14年度までので、15年度からは現行の学習指導要領が実施されているんだけど、現行制度の方が理科総合や情報の必修が増えているので、履修偽装の可能性はより高いはず。
いやはや、どうなる事やら。