ギネスビール

家の冷蔵庫を見たら何故かギネスビールが1缶だけ入っていた。どうやら弟が買ってきていた物らしい。
弟は現在海外に行っていて当分帰ってこないので、まぁ飲んでもいいんじゃないの、という話になって先日夕食の際に両親が飲んでいた。

で、飲み終わった缶を何気なく持ち上げてみると、なんか不思議な音がする。中を覗いてみるとプラスチックのボールが入っていた。
ギネスビールというとTVCMでもやっているようにクリーミーな「泡」が売りの一つだけれど、缶ビールをただ開けてコップに注ぐだけではあの泡は再現できない。そこで、多孔質のプラスチックボールをあらかじめ缶に入れておくことで、開栓時に一気に大量の泡を発生させる仕組みらしい。
そういえば、むかし飲み屋でカウンターの中を覗いていたら、店員さんがグラスにギネスビールを注いでからグラスごと振動台に乗せて、人工的に泡を発生させていたのを見たことがある。

実はギネスビールのあの泡ってのは、よっぽど新鮮じゃないと出ないものなのかも知れないなぁ。