今度はソフトバンクの「ホームアンテナFT」が来た

5/16に申し込んだら6/8にはADSLモデムが送られてきて、すぐに接続して待ってたら7/1にフェムトセル本体が送られてきた。ドコモの時は4ヶ月以上かかったので、驚くべき早さである。しかもドコモは宅内調査と設置で2回、業者の人が来訪する必要があったんだけど、ソフトバンクの場合は宅内調査なし、設置は自分で行うので業者の人は1回も来ない。うむむ、確かに早くて便利だけど、それでいいのかという気もする…

機械はUBIQUISYS製のFEMTO AP-U1。日本ではNECが販売しているみたい。ドコモの「BS-2103形2号MIフェムト無線基地局装置」よりだいぶ軽くて少し小さい。重量はあまりにも軽くて心配になるほど。技適証明番号から検索すると電波型式G7W(これはW-CDMAなのでドコモと同じ)、周波数帯2152.6〜2167.4MHz(200kHz間隔75波)、出力は0.01Wとのこと。ドコモは出力0.02Wなので、ちょうど半分の出力。

使ってみると、ドコモのフェムトセルでは推奨機種以外は明示的にダイヤルしないとフェムトには接続しないのだけど、ソフトバンクの場合は対応機種なら自動的にフェムトに接続する(みたい)。ただし、一般基地局とのハンドオーバーはしてくれなかった。フェムトに接続しているかどうかは携帯側からは分からず、本体LEDの点滅を見るしかなさそう。出力はドコモの半分だけど、使ってみた感覚としてはむしろドコモより広い範囲で使えた*1。ドコモの場合は事前に「マイエリア利用登録申込書」を提出した携帯番号しかフェムトには接続できないようになっているけど(これが印鑑とかが必要で結構面倒くさい)、ソフトバンクの場合は特に登録とかは必要なかった。
ところで総務省電波利用ホームページから無線局免許情報を検索すると、ドコモの場合はちゃんとフェムトセルの免許状記載事項が出てくるんだけど、何故かソフトバンクのほうは出てこない。まだ反映していないのか、それとも検索のしかたが悪いのか…


ちなみに上流回線はYahoo!BBADSLADSLモデムは普通のインターネット用ADSLモデム(トリオモデム3-G)だった。

*1:どうもドコモの場合は出力の自動調整が行われている気がする。出力半分なのに明らかに利用可能範囲が広かった。